チエママ日記

育児ブログ

赤坂・ムーミン幼稚園の見学、多国籍スタッフについて感じたこと

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ムーミン幼稚園

 

友人に誘われて、日本初のフィンランド式幼児教育の見学へ

2015年に開園したというムーミン幼稚園の見学に行ってきました。

訪問した日のスタッフは2人(日本女性と南米女性)。3人の子どもが預けられていました。
30分弱の室内アクティビティと、そのあとに質問など。
体験した内容と、一緒に行った欧州知人がどのような印象を持ったかについてシェアします。

初めてのフィンランド式アクティビティ体験

まずは英語の歌を三つくらい歌いました。

人見知りしない10ヶ月の娘は、初めてきたおもちゃいっぱいのスペースに興味津々。
自分の好きなところにハイハイしていきます。お気に入りはボールプールならぬボールハウス。ボールを一個一個ママに手渡ししてくれます。英語の歌には興味なさそう(笑)

その後、トランポリンやバランスボールの上に乗って遊ぶアクティビティ。
初めてのトランポリンやバランスボールがとっても好きな様子。体を動かすことが好きそうです。

絵本タイムになると、やっぱり先生の近くに行って一番絵本が見える場所を陣取ります。
絵本のプロット通りに、子どもたちが動物の真似をする様子が可愛かったです。

その後、部屋を暗くしてミラーボールを回す時間。デジタルアートに行った時も楽しそうに光を追いかけていましたが今回もとっても楽しそう。

 

どのあたりがフィンランド式?

残念ながらどのあたりがフィンランド式なのかはよくわかりませんでした。
アプローチ方法について、記事を読んだところ子どものことをよく観察して、体の動かし方を学び、アクティビティを通して学ぶことがフィンランドとか。(下記参照)

確かに先生は子どものことをよく観察していたような印象はありました。
楽しみながら、学ぶこと。
例えば数を教えるときに、公園で遊びながら数を数えることは実践できそうだと感じました。

 

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英語での保育について

いわゆる日本人が求める英語教育って、米国や英国の発音だったり滑らかに英語が出てくることが英語教育の先生に求めることなのではないでしょうか。

訪問日のムーミン幼稚園の先生は、コロンビア人と日本人。
2人のコミュニケーションは英語でしたが、スペイン語圏訛りと日本語訛りの英語。
英語環境に慣れさせるという目的では問題ないレベルだと感じましたが、
(通常の保育園と比べてかなり値段が張る)英語保育園に求めるものってなんだっけ?と考えさせられました。

 

子どもを楽しい気持ちにすることの大切さ

Huffingpostの記事によると、北欧諸国では子ども時代を楽しく過ごすこと、子どものことをよく知ることが大切であるとのこと。

楽しみながら学んだことは、脳の「長期記憶」部分に記憶されます。反対に、学ばなければいけないというプレッシャーとともに学んだことは、「短期記憶」部分に記憶されます。学んだことをしっかりと「長期記憶」部分に記憶させることは、私たちがこの幼稚園で目指すところでもあります。

 「パーソナライズド・エデュケーション」を実践するためには、教える前に子供のことをよく知らなければいけません。大抵の教育システムでは、「今日はこれを学びましょう」と決めて、全員に同じことを教えるものですが、フィンランド式はそれとは違います。フィンランド式では、まず子供をよく観察して、お友達とどんな風に遊んでいるか、静かな子供なのか、活発な子供なのか、彼らのことを良く知ることが先生のとても大事な仕事です。

 

欧州出身ママがムーミン幼稚園に残した感想

一緒に訪問した欧州出身のママによると、ムーミン保育園で1歳以下の子どもであっても外遊びをしてくれるなら、また先生がよりクリエイティビティがあれば預けたいと感じたそうです。

彼女はドイツで妊娠中に5つの保育園を見に行ったそうですが、一番良いと思った保育園は企業内保育で保育園内のスペースや天井が広いことが保育施設の要件として大切であると感じたそうです。

東京都内で広いスペースの保育園を見つけるのはなかなか難しいところだな......と思いつつ興味深い視点だと感じました。